エアフィルターは専用のフィルターウォッシャーとフィルターオイルによりメンテナンスすることが出来ます。新品時の性能を復活させフィルターの性能を100%発揮させます。また、定期的なメンテナンスにより驚異的なロングライフも実現します。
1:フィルターを車両(クリーナーケース)から外し柔らかいブラシ等で大きめのゴミを取り除きます。
2:フィルターウォッシャーをフィルターにタップリ吹付け30分程度放置します。(汚れの度合によって時間を調整して下さい。)
注意:ガソリンやスチーム、パーツクリーナー等の溶剤、高圧洗浄などは行なわないで下さい。フィルター本体を痛める原因となります。
3:フィルターのエンジン側から外側へ、弱い水流ですすぎます。(この時、絶対に強い水圧ですすがないで下さい。)
注意:エアーコンプレッサーやドライヤー等を用いた強制乾燥は行なわないで下さい。フィルター本体を痛め、使用できなくなります。
※2~3の作業を汚れが落ちるまで繰り返して下さい。
4:乾燥後フィルターオイルをフィルターのひだに沿って外側より軽くスプレーします。5分程度放置すると全体にオイルが染み込み、広がりますのでこの時点でオイルを塗りすぎないように注意して下さい。白い箇所があるようであれば、その部分に再度軽くスプレーして下さい。
また、専用のフィルターオイル以外のオイル(ATF、エンジンオイル、ガソリン、軽油、潤滑用のオイルスプレー等)の塗りこみによる使用は、フィルターの破損及びエンジン故障の原因となります。必ず専用フィルターオイルを使用して下さい。また、フィルターオイルを塗らない状態での使用は絶対におやめ下さい。
5:フィルターを車両(クリーナーケース)に戻して完了です。
リプレイスメントの場合、クリーナーケース内をきれいに拭いてからフィルターを戻して下さい。
メンテナンスの時期について
走行状態やその他環境等によって異なりますが、オイルの色が抜け、フィルター表面が黒くなってきたらメンテナンスの時期です。リプレイスメントで約30,000km、その他のフィルターで約3,000km~5,000kmが目安です。(走行距離はあくまでも目安です)